神戸大学大学院人間発達環境学研究科 森岡正芳研究室

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プロフィール

氏名 森 岡 正 芳 (もりおかまさよし)
所属 神戸大学  大学院人間発達環境学研究科  心身発達専攻 発達科学部 人間形成学科
役職 教授

1954年埼玉県生まれ、大阪市にて育つ。1982年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程退学。天理大学助教授、奈良女子大学教授を経て現在、神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授。博士(教育学)。臨床心理士。

専門は臨床心理学・文化心理学・カウンセリングです。

ナラティヴ(物語・語り)や対話的自己という視点から自己意識、家族関係、トラウマのケア、心身相関、病いと障碍、文化と癒しの問題に取り組んできました。教育センター・スクールカウンセラーとして20年あまり、さまざまな学校を訪問しました。時代の大きな変動期に心理学がどのように答えていくのかいっしょに考えていきましょう。

ナラティヴと心理療法

著書としては、『ナラティヴと心理療法』(金剛出版 2008編著)『うつし 臨床の詩学』(みすず書房2005)『物語としての面接』(新曜社2002)『こころの生態学』(朱鷺書房1995)『心理療法とドラマツールギー』(星和書店1993共著)『<語り>と出会う』(ミネルヴァ書房2006分担執筆)『物語・語り・精神療法』(日本評論社2004分担執筆) 『臨床心理学全書第10巻 臨床心理面接技法3』(誠信書房2004分担執筆) 『宗教心理の探究』(東京大学出版会2001分担執筆))他多数あります。

翻訳にクグラー『言葉の錬金術』(どうぶつ社1994)ハーマンス『対話的自己』(新曜社2006共訳)『心理療法事典』(青土社1999共訳)など。

『臨床心理学』という雑誌の編集委員をしています。「いじめと学校臨床」(2007)「自傷行為」(2008)などの特集を組みました。「スクールカウンセラーと親と教師」という特集がもうすぐ出ます。 日本教育心理学会 日本発達心理学会 日本質的心理学会 日本遊戯療法学会 日本臨床心理身体運動学会 日本保健医療行動科学会などの理事や、学会誌の編集委員をやっています。また日本心理学会『心理学ワールド』の編集委員です。

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私の研究紹介

私の専門は臨床心理学・文化心理学・カウンセリングです。ナラティヴ(物語)や対話的自己という視点からトラウマのケア、心身相関、家族関係、文化と癒しの問題に取り組んできました。現在の研究はさまざまな心理療法に共通する効果要因として関係性、時間性に注目し、対話関係の中で自己が積極的に構成されるプロセスを質的研究の方法を用いて分析しています。臨床心理学の現場では、生きている主体の個別性こそが重要になります。これは従来の実証科学的方法ではとらえきれない特性を持ちます。質的な資料を積極的に扱う必要性はここにあります。

また文化心理学の立場から心理療法の基盤を再検討することを現在手がけています。心理療法がどのような精神史的背景を持つのかを探っています。宗教や人文知との接点が見えてきました。その成果の一つとして「感情のセラピーの源泉をめぐって−スピノザの『エチカ』を手がかりに−」(『宗教研究』83−2 2009)「応答と超越−宗教哲学から見た心理療法」(『宗教哲学研究』27 2010)「心理療法と能楽−初心・物まね・離見の見」(『能と狂言』8 2010)を発表しました。

【ナラティヴ科研神戸土曜セミナー】および【ナラティヴ水曜会】を主催し、内外の研究者との交流を行っています。また学校、家族、医療を主な現場としてカウンセリングの実践を継続しています。これまでにもスクールカウンセラーとしてさまざまな学校や適応指導教室に訪問しました。著書としては、『うつし 臨床の詩学』(みすず書房)『物語としての面接』(新曜社)『ナラティヴと心理療法』(金剛出版 編著)『語りと騙りの間』(ナカニシヤ出版 共編著)他多数。翻訳にハーマンス『対話的自己』(新曜社 共訳)他。これまでに国際学会を含む8つの学会誌の編集委員をしています。他に金剛出版の『臨床心理学』という雑誌の編集委員をしています。「いじめと学校臨床」「自傷行為」「スクールカウンセラーと親と教師」などの特集を組みました。

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